オールシーズンタイヤ

オールシーズンタイヤは、正式には冬用タイヤに分類されます。ご購入の際は、タイヤにスノーフレークシンボル（「アルペン」や「3PMSFシンボル」とも呼ばれています）またはM+Sシンボル（2018年以前に生産されたもので、2024年まで有効）のラベルが付いていることをご確認ください。

「全天候型」あるいは「オールシーズン」などとメーカーが名付けたタイヤや、側面に特別な天気記号（雪の結晶、葉、太陽、雨滴）が表示されたタイヤは、オールシーズンに適していることを示しています。

最新のトレッドのプロファイルにより、全天候型タイヤは基本的にすべての季節に適しています。ただし、注意すべき点もいくつかあります。オールシーズンタイヤは、サマータイヤとウィンタータイヤの特性を組み合わせた一つの妥協案です。そしてその構成上走行性能に関してはサマータイヤやウィンタータイヤに劣るのが一般的です。オールシーズンタイヤの構造には相反する目的があり、冬季の性能とウェットコンディションでの走行性能のどちらかを犠牲にして、もう一方の要素を向上させているのです。

オールシーズンタイヤの寿命には、運転の仕方やタイヤの使用年数などさまざまな要因が影響します。平均的な使い方であれば、タイヤは50,000kmまで使用できます。一般的には、タイヤの最大寿命は、タイヤの種類によって異なります。オールシーズンタイヤは購入から約6～8年後に交換すべきですが、タイヤが早く損傷したりトレッドが摩耗したりした場合は、もちろんそれより早く交換する必要があります。

制動距離がいつもより長くなった、または濡れた路面でタイヤが滑りやすくなったら、そろそろ交換の時期です。トレッドの深さを定期的に確認してください。推奨されるトレッドの最小深さは4mmです。トレッドの深さの測り方については、ホイールの知識のページをご覧ください。

オールシーズンタイヤは、フロントとリアを定期的に交換することをお勧めします。そうすることでより均等に摩耗し寿命が延びます。

電気自動車専用のオールシーズンタイヤとして、＋タイヤをご用意しています。このタイヤはトラクションを高めるだけでなく、同時に航続可能距離も伸ばすことができます。特殊なゴム配合、大きなリム、固有のインチサイズとタイヤ幅が特徴です。