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e-モビリティの革命児、I.D. CROZZ
上海モーターショーでI.D.CROZZがワールドプレミア。

I.D.BUZZに続いて上海モーターショーで初お披露目されたのはI.D.ファミリー3番目のコンセプトカー「I.D.CROZZ」

スポーティなデザインの電動クロスオーバー・ユーティリティー・ビークル(CUV)です。4ドアクーペの優雅なスタイリングのSUVであり、一回の充電で500km走ることが可能です。ゼロ・エミッション走行し、オフロードから通勤、長距離ドライブまでフィールドを選びません(NEDC)。

“e-モビリティのDNAに新しい息吹を吹き込むI.D. CROZZ”

I.D.CROZZのプラットフォームは新たに開発されたModular Electric Drive / Modularer Elektrifizierungsbaukasten(MEB)がベースになっています。
目を見張るスタイリングは、SUVの力強い個性とクーペの持つダイナミクスがバランスよく取り入れられています。未来的なデザインは他の追随を許さないでしょう。「エクステリアは、機能性とデザインが高次元で融合しています。デジタル化された世界がこの車では具現化されています」とフォルクスワーゲンのチーフデザイナーであるKlaus Bischoffは語ります。

ゼロ・エミッションで、コンクリートジャングルや土の上を駆け抜ける。

I.D.CROZZの名前の由来は次の通り。I.D.は「アイデンティティ」そして「アイコニック・デザイン」の略語で、CROZZは「CUV」を表しています。
このスポーティでインタラクティブにデザインされたゼロ・エミッションのモデルは、1度の充電で225Kw、180km/hの速度で500kmまで走行できます(NEDC)。高性能なバッテリーは急速充電で30分以内に80%の充電が可能です。I.D.CROZZは新世代のゼロ・エミッション車なのです。

 

“オープンスペース・コンセプトが人々にスポットライトを当てる”

新しいTiguan Allspace(ヨーロッパのみの販売)に相当するI.D.モデルシリーズのインテリアは、ゼロから考えられました。
ラウンジのような空間は、中を自由に移動できる開放的なレイアウトに仕上がっています。もちろん乗員が主役です。インテリアデザインは、オーガニックなイメージでまとめられています。時代遅れのスイッチやレバーをなくして、革新的なインターフェイスを採用しました。操作感は未来を予感させるものです。

“I.D.Pilotの実現は2025年。モビリティの世界に革命的な影響力を及ぼすことになるでしょう”

完全自動運転モードの「I.D.Pilot」が起動すると、I.D.CROZZの多機能なステアリングはダッシュボードに格納され、アクティブインフォメーション・ディスプレイとともに一体化したユニットとなります。完全自動運転モード中は、ステアリングは消えてしまい、アクティブインフォメーション・ディスプレイが現れます。これによりドライバーに素晴らしい自由をもたらします。3枚の透明なインフォメーション・レイヤーを伴う3Dナビゲーション・スクリーンを使用する際には、地図、フォルクスワーゲンI.D.情報のデジタルデータ、目的地までの距離などが検索できます。

乗員それぞれに最適な温度を実現するクリーンエア・システム。

クリーンエア・テクノロジーにより、外気のコンディションに左右されずI.D.CROZZの室内はアクティブ・フィルターシステムにより常に新鮮な空気で満たされます。風量、温度、湿度など設定した条件は、室内のどんな場所にいても最適な環境で保たれます。サンシェードつきのパノラマルーフも室内の大きな特徴です。
ドライバーはジェスチャー・コントロールでさまざまな機能にアクセスすることができます。LEDが内蔵されたサンシェードを素早く操作すれば、サンシェード自体の開け閉めが可能で、ゆっくり操作すればサンシェードに内蔵されたLEDの光量を調整することができます。