フォルクスワーゲンの純正バッテリーは、お使いの車に最適なエネルギーを供給します。バッテリーの充電状態に関する診断は、正規ディーラーにお任せください。また、新しいバッテリーが必要な場合は、車両ごとに最適なバッテリーを提供いたします。
エネルギッシュなスタートのために
車のエンジンをスタートさせるためにはバッテリーが必要です。路上故障における最も一般的な原因であるバッテリーは定期的な点検が不可欠です。
長期間使用していない、短距離移動が多いなどバッテリーの交換時期を決める要因はさまざまです。バッテリーの状態は、バッテリーに直接表示される酸レベルインジケータ(「マジックアイ」)から読み取ることができます。マジックアイが黒色の場合は良い状態です。薄い黄色で表示されている場合は正規ディーラーで点検してください。一般的には、1年ごとにバッテリーの点検を受けることが望ましいです。次の症状がある場合は、バッテリーの不具合の可能性があります。
フォルクスワーゲン車にはさまざまなタイプのバッテリーが搭載されています。一般的にスタート/ストップ技術を搭載した車両にはEFB/EFB+またはAGMバッテリー、スタート/ストップ技術を搭載していない車両には鉛-カルシウムバッテリーを使用します。承認されたバッテリーの種類はモデル、年式、および装備によって異なるため、お使いの車両に適したバッテリーについては正規ディーラーにお問い合わせください。車両識別番号(VIN)の情報から最適なバッテリーをご提案することが可能です。
フォルクスワーゲンは製品に関する製造上の欠陥に対して一般保証を適用しています。もちろんこれは標準装備されているバッテリーにも適用されます。また有償でご購入された純正部品には部品保証が適用されます。
バッテリーの容量は使用期間に応じて減少します。その理由は放電するたびに、バッテリーの鉛板に硫酸鉛の結晶が形成され、時間の経過とともに電気は流れにくくなるためです。鉛板表面の硫酸鉛結晶の数が多いほど、バッテリーの容量は低くなります。
もし仮にオンライン等でバッテリーの交換方法を見つけた場合でも、訓練を受けた専門家に交換してもらうことをお勧めします。バッテリー交換時には注意すべきことが多くあります。バッテリーの酸は非常に腐食性が高く、ガスが漏れて爆発したり、正しく取り付けられていないバッテリーがお客様の車に損傷を与える可能性があります。
多くのフォルクスワーゲン車にはバッテリー管理システムが備わっています。バッテリーの状態など多くの要素を検出し、車両のエネルギー消費を調整しますが、これはバッテリーと車両の連携をシステムが正しく識別できた場合にのみ機能します。この機能が正常に動作しない場合、バッテリーが必要以上に充電されたり、過放電されたりする可能性があります。従って、車両と適合しない不適切なバッテリーの装着は、車両の運転中に問題が発生するおそれがあります。
多くの場合、バッテリーの製造時期は、マイナスバッテリー端子に明確に表示され、製造された年・週が印字されています。
モデルとエネルギーレベルによって、バッテリーの充電時間が決まります。そのため、明確な時間を示すことはできませんが、通常は数時間かかります。充電電圧が低すぎる場合は、バッテリーを充電する必要があります。詳しくは最寄りの正規ディーラーへお問い合わせください。
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フォルクスワーゲン正規ディーラーでバッテリーの交換をさせていただければ、廃棄処分も承ります。